水曜日, 5月 26, 2010

安物買いの銭失い あるいは中東の蒼ざめた馬

2010.05.21 Web posted at: 15:43 JST Updated - CNN
USA
メキシコ湾原油流出、ようやく食い止め成功なるか
(CNN)

米ルイジアナ州のメキシコ湾で起きた石油掘削施設の爆発事故をめぐり、海底からの原油流出を止める作業にあたっている英BPは20日夜、来週にも破損した油井を閉じ、原油漏出を食い止めることができる可能性があると述べた。

BPによると、今週末に泥状の重い液体を油田の出口に注入する予定。それが成功すれば数日中に原油流出を完全に食い止めることができるという。

BPのダドリー氏は20日、CNNに対し、「例えこれがうまくいかなくとも、2つ目、3つ目のオプションを用意している」と述べ、「来週にも(油井を)閉じることができる見通しだ」と語った。

また、BPは同日、当初予想を大幅に上回る量の原油が流出していることを明らかにしている。漏出する原油量は日量約5000バレルと当初推定されていたが、現在、回収している原油だけで日量約5000バレルに達するという。

http://www.cnn.co.jp/usa/AIC201005210010.html






メキシコ湾原油流出、建設した韓国の現代重工業は「関係ない」と主張
2010/05/18(火) 11:42

 4月20日に米南部ルイジアナ州沖のメキシコ湾で発生した原油流出事故で、石油掘削施設を建設した韓国の現代重工業に責任が生じるか否かについて関心が集まっている。現代重工業は事故との関係性を否定しているが、油田の掘削権を持つ英石油大手BP以外の企業にも責任が飛び火した場合には、大きな影響が生じるものとみられている。

  韓国メディアによると、オバマ大統領は12日、事故を起こしたBPに対してすべての関連費用を全額負担する責任があると発言した。今後、BPには除去作業にかかった費用をはじめ、各種訴訟などの費用や罰金など、天文学的な負担金が請求される見通しだ。

  事故が起きた石油掘削施設は現代重工業が2001年に建設し、油田掘削会社R&Bファルコンに3億6500万ドル(約337億円)で売却されものであることが明らかになっている。R&Bファルコンは世界最大の掘削請負会社トランスオーシャンに買収されたことにより、同施設はトランスオーシャンの所有となっている。

  これについて、現代重工業の関係者は「施設が作られてから10年以上が過ぎた。アフターサービスも終わり、10年間の運用をみると施工上の問題ではなく運用上の問題だと思われる」と事故との関係性を否定した。

  しかし、一部の韓国メディアは、石油掘削施設の寿命は通常25~30年程度であり、建設してアフターサービス期間が過ぎたからといって責任が消滅したとはいえないと指摘。BPが事故の責任をほかの企業に転嫁した場合には、現代重工業にも何らかの影響が及ぶ可能性があるとしている。(編集担当:新川悠)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0518&f=business_0518_079.shtml








水道、油田、発電所、鉄道など巨大なインフラシステムは、ハードである設計施工のみならず、その後の運営維持管理というソフト面も非常に大切なものであり、それを仕切れる十分なノウハウを持った企業や国家というものの数は基本的に限られている。

しかし例えば、韓国や中国という、そのための基本的な技術と経験の蓄積のない国家の企業に、主に当初のコスト面だけを考えて巨大システム受注させると、その後にさまざまな問題が
生じ、最終的に恐ろしいほど高くつく結果が待ち受けている事が少なくない。


メキシコ湾原油流出事故はそのことを如実に証明している。


そしておそらく第二のメキシコ湾流出事故、その二の舞になるに違いないのが以下の話である。

アラブ首長国連邦の愚かな皆さんには「安物買いの銭失い」という日本のことわざを謹んで送贈りたい。

たぶんこの韓国が建設する原子力発電所は、中東においてチェルノブイリ原発事故以上の悲劇的な重大事故を引き起こし、かの地を久しく放射能汚染で人の立ち入れぬ不毛の場所にすることであろう。

なぜならば、韓国企業には原子力発電所を長期間維持管理できる技術的能力が全くないからだ。
もっといえば、韓国人というのは精緻で巨大なシステムを運営できる民族的資質を根本的に欠いている人たちでもある。
(嘘だと想うなら、彼らの国内事情を観れば良い。一から十まで約束事やルールが至る場所で破られ、人治主義の弊害で満たされている。)

まあお気の毒様といったところだ。
そのうち、CNNが中東発の原子力発電所メルトダウン事故を報道するのが目に映るようでさえある。一体、どれくらいの人たちが居住地を捨てる羽目に追い込まれるのであろう?
実に悲劇的なことだが、さすがにアッラーにもどうしようもない。










韓国がUAE原発受注 3・7兆円規模
2009/12/27 21:30

 アラブ首長国連邦(UAE)のハリファ大統領と韓国の李明博大統領は27日、UAEの首都アブダビで会談した。これを受けて、同国初の原子力発電所建設で韓国の企業連合の受注が決まった。韓国の聯合ニュース、UAEの首長国通信が伝えた。

総事業費410億ドル(約3兆7千億円)規模の大型事業。2017年ごろの1号機稼働を目指す。受注競争には日立製作所と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の連合、フランスの企業連合も加わっていたが、技術とコスト面で敗れた。

 地球温暖化を背景に、世界各国で原発再評価の動きが進む中、主要産油国UAEが原発導入に踏み切ったことは注目を集めそうだ。

 米国はUAEの原発を「平和的原子力開発のモデルケース」と位置付けており、独自の核開発を進める近隣国イランへの強いけん制になるともみられている。(共同)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/340428/










・原発の独自技術不足、UAE事業受注に暗雲

韓国政府と韓国電力公社は、アラブ首長国連邦(UAE)など海外向けの原発技術輸出を積極的に進めてきたが、にわかに暗雲が漂ってきた。米原発大手のウェスティングハウス・エレクトリックが同社保有の原発技術に関する海外事業権の一部引き渡しを韓国側に要求してきたためだ。韓国が今後、海外の原発を受注に成功しても、実際は事業を外国企業に明け渡さなければならなくなる懸念が高まっている。

◆独自技術のなさが弱点

UAEでの事業は原発4基を建設するもので、200億ドル(約1兆9200億円)規模に達する。韓国にとっては原発輸出の初の実験台となる。韓国電力公社主導のコンソーシアムは、仏アレバ、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日本の日立製作所の2社陣営と共に審査対象企業に選ばれ、3日に入札書類を提出した。今月30日に候補が2陣営に絞られ、9月中旬に落札者が決まる。

ところが、最終入札を控え、ウェスティングハウスが韓国側に対し、原発の重要部分である原子炉冷却材ポンプと原発計測制御システム(MMIS)の工事に参入したいと申し入れてきた。同社は5月の事前資格審査で脱落した企業だ。

脱落した同社がこうした要求に及んだのは、韓国が同社の原発技術を採用しているからだ。韓国は現在、原子炉冷却材ポンプ、MMISを含む3種類の技術を独自開発できていないため、外国の技術を採用している。

韓国が米企業の技術を採用する形で原発を輸出するためには、米政府の事前承認が必要だ。このため、ウェスティングハウスが技術使用問題を盾に韓国の原発輸出に待ったをかければ、輸出は事実上困難となる。韓国は技術力不足で足元をすくわれた格好だ。

◆「おいしい部分」だけ外国企業に

韓国電力公社はウェスティングハウスの要求をどこまで受け入れるかで悩んでいる。韓国水力原子力(韓水原)の関係者は「UAEの原発を受注できても、中心部分の原子炉冷却材ポンプとMMISの工事はウェスティングハウスに任せざるを得ない状況だ」と説明した。冷却材ポンプとMMISは原発本体の設備工事費の48%を占め、原発1基当たりの工事費が3500億ウォン(約265億円)を超える。このため、付加価値が最も高い部分を米国側に譲らなければならないことになる。知識経済部関係者は「米政府の承認も必要となる以上、ウェスティングハウスと手を結ぶのが好ましい」と語った。

ウェスティングハウスは、UAE原発事業だけでなく、今年韓国で着工予定の新蔚珍原発1、2号機の中心設備納入も要求しているという。そうなれば、斗山重工業など韓国企業が被害を受ける。韓水原関係者は「重要部分の技術力がなく、海外受注もうわべだけになる可能性がある」と懸念を示した。

◆国際原発市場の進出にハードル

ウェスティングハウスに足元を払われ続ければ、2020年時点で800兆ウォン(約60兆円)規模といわれる世界の原発市場への進出機会を逃す事態が現実となる可能性もある。韓国電力公社はアキレスけんとなる重要技術を早期に独自開発する方向に解決策を見いだそうとしている。同公社のイム・ヒョンスン原子力事業チーム長は「2012年までに重要3技術を独自開発し、新蔚珍原発1、2号機とUAEの原発に採用する」と語った。

韓国は施工技術とコスト管理の面ではかなり競争力を確保している。韓水原によると、韓国の原発施工期間は4年2カ月で、フランス(4年6カ月)、日本(5年5カ月)より短く、原発建設費用も出力1キロワット当たり1300ドル(約12万5000円)でフランスや米国の3分の1と優れている。

しかし、2012年までに重要技術の独自開発は困難だとの声もある。エネルギー経済研究院のノ・ドンソク博士は「開発もできていない技術を海外の原発に採用するというのは無理な発想だ。独自技術を開発できても、それを利用して原発を建設し、安定的に運転するためには10年はかかる」と指摘した。韓水原関係者は「独自技術の開発と同時に技術力を備えた外国企業との安定的提携で海外受注を目指すのが現実的だ」と話した。

ペ・ソンギュ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2009/07/04 09:21:16
http://www.chosunonline.com/news/20090704000012
http://www.chosunonline.com/news/20090704000013





自前の技術が何もないのに、原子力発電所システムを受注してしまう韓国の無責任さには恐れ入る。
しかし彼らは技術的裏づけもないシステムを請け負って、それで実際に事故がおきたとき、どうやってその責任を負うつもりなのだろう?

100%断言できるが、この原子力発電所は必ず事故を起こすし、それでUAEは国家崩壊の危機を迎えるに違いない。
良くて王族追放のクーデター、悪くすれば国民の半分以上が放射能被害で死亡する。

それが韓国と関わった国に必ずもたらされる不幸の法則なのだ。

過去の諸般の経験に照らし合わせても、韓国企業のする仕事はそれぐらい杜撰だ。

0 件のコメント: