土曜日, 7月 17, 2010

日本テレビドラマ  Mother

日テレ系ドラマ 「MOTHER」に反響続々
誘拐女性教師に同情


奈緒(松雪泰子=右)は怜南(芦田愛菜)の本当の母になれるのか… 家庭で虐待を受けた子供を誘拐することで救おうとした女性教師の生き方を描く日本テレビ系ドラマ「MOTHER」(水曜後10・00)に、子育て世代の女性を中心に反響が数多く寄せられている。母性をテーマにした物語に女性視聴者は何を思うのか?(井上晋治)

 ドラマの公式ホームページで視聴者から募る匿名の意見は、初回放送直後の1日で1000件を突破。以後も増え、9日現在で7000件以上に達した。平均視聴率(関東地区)も初回の11・8%から、2日の8話は14%へと上昇している。

 やはり、怜南を誘拐して母代わりになろうとする主人公の奈緒への意見は多いのだが、同情論が目立つ。

 「誘拐はいけないが、場合による。そこらの誘拐と全然意味が違う」(40代)、「奈緒のような人になれるよう成長したい」(10代)などと共感が寄せられる。また、親から虐待された経験を持つ30代は、「奈緒のような人がそばにいてくれたならどんなにか救われたかしれない」と記す。


8話で、怜南(芦田愛菜=手前右)の実母・仁美(尾野真千子=同左)が娘を取り戻しに来る 対して、怜南の実母・仁美については非難と同情の両論が拮抗(きっこう)している。

 10代で出産したという20代のシングルマザーは、「子供を守れなくて何が母親? シングルマザーに対する偏見が強まるだけ」と批判する。

 8話で仁美の不遇な過去が明らかになったが、「事情はわかるが同情も共感もできない。仁美のしたことは許せない」(30代)との意見は依然として数多い。その一方で、「誰でも完璧(かんぺき)な母親になれるわけではない」(30代)、「虐待をする母親にはそうならざるをえない背景がある」(20代)など、同情的な見方も出始めている。

 ドラマ全体の評価は、「父親の存在が薄い」(40代)と一部に展開への不満の声もあるが、「自分の人間的な弱さを見つめ直すことができた」(30代)、「虐待に至る経緯にも目を向けるようになった」(40代)など、大半は好評だ。秋田在住の40代からは「秋田県で起きた連続児童殺害事件を思い出す」との意見も聞かれた。

 次屋尚プロデューサーは、「教師による誘拐や子供の虐待などを映像化することには社内外で批判的な見方はあった。興味本位にあおるのではなく、家族や子育て、親子関係を見直すドラマにしたかった。誰が良い悪いではなく、どう思いますかと問いかけている」と話している。

<あらすじ>

 小学校教諭・奈緒(松雪泰子)は、教え子の怜南(芦田愛菜)をシングルマザーの母・仁美(尾野真千子)と同居男性の虐待から守るため、誘拐して上京。我が子・継美として育てようと、実家や偶然知り合った葉菜(田中裕子)の元へ逃避行するが、奈緒は葉菜が自分を捨てた実の母だと知る。そんな中、上京した仁美が怜南の奪還に失敗。仁美は警察に怜南が誘拐されたと告げる。一方、奈緒は葉菜の勧めで新たな戸籍を入手しようと、静岡・伊豆へ出向く。

(2010年6月10日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tnews/20100610-OYT8T00627.htm
























『Mother』

(マザー)とは、2010年4月14日から同年6月23日まで日本テレビの『水曜ドラマ』(毎週水曜日22:00 - 22:54・JST)で放送された松雪泰子主演のテレビドラマ。

ハイビジョン制作。

初回は22:00 - 23:24、最終回は22:00 - 23:09の拡大放送。

Yahoo!JAPANで実施された2010年春ドラマ満足度ランキングでは全体投票率の22%(14805票)の支持を得て、一位に選ばれた。

制作局 日本テレビ
演出 水田伸生 長沼誠

脚本 坂元裕二

プロデューサー 次屋尚 千葉行利

出演者

松雪泰子
山本耕史
酒井若菜
倉科カナ
芦田愛菜
尾野真千子
高畑淳子
田中裕子

ほか

(ウィキペディア)







この作品は、日本における映画を含めた全映像作品のみならず、あらゆる戯曲の中において、その新しきマスターピースと呼ぶにふさわしい最高の作品となっていることを断言したい。

人生においてこの作品を観るか観ないかで、その後のものの捉え方や人間という存在へのまなざしは全く異なった筋道をたどるに違いない。
これは大げさな表現ではなく、事実それだけの価値を持つ作品なのだ。

世の中に無数にある物語のうちで、真に価値があると思えるものは早々あるものではない。
さらにそれが人の考えに強い影響力を与えうるかどうかという物差しで図るなら、それはさらに少ない。

そして、その強い影響力が自身とこの世界にとってこの上なく良きものであること、福音であることを約束してくれる作品を数えるには、おそらく片手の指で足りる。

このドラマは、その稀有なる一つなのであり、おそらくはその中においても最上級にして唯一無二のものだ。

僕は自身の感性において、そう断言することにいささかの躊躇も感じない。


他の映画やドラマは観ないまま死んでもいい。
聖書やコーラン、仏典など、そんなものは一生涯知らなくても人が生きていくことに不都合はない。

しかしあなたがこの時代、この世界に、確かに人間として生まれてきたのならば、この作品だけは見てから死ぬべきだ。





そのことをぜひ自身の目と心で、それを確認して欲しいと考え、紹介する次第である。















http://www.youtube.com/results?search_query=mother+%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E&aq=f





削除されると上げてくれた方に迷惑がかかるのでこれにとどめ、直接リンクは控えることにしておく。

なお自分で探す場合は、YOUTUBE内での検索の時「mother ドラマ」「mother 松雪泰子」などで捜すと見つかる。

0 件のコメント: